ゆるりん処

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メキシコ旅行記 その3 ~キャナピー編~

時は3日目。
朝食後、ラルさんに毎回聞かれる言葉があります。

「今日は何かしたいことがある?」

日本を旅立つ前、本屋さんでメキシコのガイドブックを片っ端から見たんですが、
私たちのいるプエルトバジャルタという所、ほとんど載っていなかったんです。
載ってたとしても1ページくらい。
そのページだけで本1冊買うのは非常に勿体なかったので、
結局ガイドブック的なものは何も持っていかなかった私たち。
ハッキリ言って、ここで何が出来るのか、どんな観光名所があるのかさえさっぱりわからん状態。
そんな私に答えられる言葉なんてありましょうか?

「……… ( ̄∇ ̄) エヘッ」

こんな曖昧な笑顔でしか対応できません。
すると、ラルさんが「バジャルタアドベンチャーズ」というパンフレットを持ってきてくれました。
ふむふむ。イルカと泳げるんだ~。ほほう、カヤックですか。
などとペラペラめくっていると、私の目がとあるページで釘付けになりました。



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オラ!


カモンジョインアスー!!


この押しの強さ。疾走感溢れるエフェクト。そして輝かんばかりの女性の表情。
何もかもが私の心を惹きつけて目が離せません。
セリフまで勝手に妄想しちゃう始末。
すぐさま、ラルさんに「これがやりたいです!」と申し出ます。

「オーケイ。これはキャナピーと言ってエキサイティングで楽しいよ。私なんて何回もやったよ」

だいたいそんな感じで話はまとまり、連れて行ってもらえることになりました。
今回は週末だけ泊まりに来ていたエンリケさんというメキシカンの学生さんも一緒です。
場所はラルさんの別荘のすぐ近くで、車で10分くらいでしょうか。
料金は800ペソ。1ドル=12.45ペソだったので、だいたい8000円弱くらいでしょうか。
(日本円から直接ペソには両替出来ないので、日本円→USドル→メキシコペソの順で変えます)
正直思いました。


高っ!!!Σ( ̄∇ ̄|||


メキシコなんだからもっと安いと思ってたのにな~。やっぱり観光地価格なんだな~。
などと心のなかでぶつぶつ呟きながら、顔はいつでもニコニコ現金払いします。
カメラを含めた荷物をロッカーに入れた後、突然頭に工事で使うような黄色のヘルメットを被せられ、
腰を中心に体中に太いベルトを巻かれ、更に頬には緑と赤のペンキみたいなのを2本描かれました。
この間、わずか1、2分程度。
サッカー観戦でもないのにこの陽気なペイント攻撃、そしてけっこうな重装備に少し不安が広がります。
そしてスタッフが器具を使ってどうやって滑っていくのか、そして止まり方などを簡単に説明します。
もちろん、ほぼ理解出来てません。
不安が高まる中、「レッツゴー!」という陽気な掛け声と共に早速ツアーが始まってしまいました。
日本では考えられないスピーディーさです。心の準備が全く出来ていません。
山の小道を少し歩くと高台みたいなところに出て、見るとロープが向かいの山の高台に伝っています。
その光景に、おお!と思わずエキサイティングしてしまいます。
距離はそれほど長くなく高低差もそれほど無かったので、なんとか無事に渡りきりました。
渡っているときの風景や風を斬って疾走する感じは素晴らしいですが、意外とあっという間です。
雰囲気としてはこんな感じです↓



みんなが渡り終えると、また陽気なスタッフが「レッツゴー!」といって歩き始めます。
へぇ~まだあるんだ!とウキウキしながら後に続きます。
次はさっきよりも少し高くなって、ロープの距離も少し長くなっています。
今度はもっと風景を楽しもうと心に決めて飛び出します。

いやーもう最高に楽しい!(>∀<人)
風は気持ち良いし、緑は深くてキレイだし。来て良かったわー。

そんな感慨にふけっていると、また陽気なスタッフの「レッツゴー!」の声が。
え?まだ出来るんだ。すごいなー。
と感心しながら後に続きます。
今度は更に高くなって、ロープもかなり長いです。これはちょっと怖いかも…。
でも行くっきゃない!と飛び出します。

やっぱり最高!(>∇<) 超楽しかった!満足したよ~!!

心の底から満足感を感じていると、陽気なスタッフが「レッツゴー!」と促します。
え?まだあるの?こりゃ日本じゃ考えられないサービスの良さだねオイ。
とツッコミながら後に続きます。
しかし、だんだん暑くなってきました。
何せ気温も高く(28度くらい?)湿度も日本の梅雨並みに高いうえに、頭にはヘルメットを被り、
山道を登っているのです。汗がポタポタ流れ落ちてきます。
ふうふう言いながらやっとポイントに辿りついて、また空へと飛び出します。

いやホント楽しかったよ!ありがとうキャナピー!良い想いでになったよ!

すっかり万感の思いで心の中で締めくくっていると、「レッツゴー!」の掛け声が。
え…。まだあるの?もうそろそろ良いかなぁ。けっこう満喫したし。
しかし陽気なスタッフの後に続くしか道はありません。
汗をだらだら流しながら、ポイントについて空に飛び出します。

いやホント!ホントに楽しかった。いやーもう十分楽しかったから!
暑いしマジで。帰らせてもう。


「レッツゴー!」


て、だからオイ!!Σ(TωTノ)ノ!



全部で12回やりました。途中から記憶も薄れほぼ生ける屍になりました。
外国を甘くみたらいかんぜよ!
日本の常識と世界の常識の違いが身にしみてよくわかりました。
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by soara2004 | 2009-12-23 13:08 | 旅行

メキシコ旅行記 その2

さて2日目です。
もそりと起きるとすでに時計は11時半でした。
(ちなみに日本との時差はー15時間。ざっくりいえば、メキシコが朝なら日本は夜な感じです)
前日飛行機でもほとんど眠れず、憩えるはずの部屋では虫や爬虫類たちの襲来に心を痛め、
心身共に疲れきっていたのに何度も目が覚めてあまり熟睡出来ず、目覚めは正直最悪です。
私は元来とてもナイーブな性質なんです。

みなさん、今とっても大切な事を言ったのでもう一度繰り返しますね。
私は元来とてもナイーブな性質なんです。
いつも心に留めておきたいフレーズナンバーワンです。

ちなみに私の部屋から見える景色はこんな感じでした。

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ちょ!素敵すぎー!
ところで何海?この海?
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眼下には憧れのプライベートプールが!!

目の前に広がる非日常的光景に感動しながら、シャワーを浴びた後、ランチになりました。
食事は部屋ではなく、外のテーブルで食べます。イエス、フリーダム!

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奥のテーブルは朝食と夕食のときに、
手前のガラスのテーブルはランチのときに使います。
何故ランチだけ手前のテーブルを使うのかというと、
奥のテーブルだと昼時は日差しが厳しいからです。
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こんな風景を見ながら食事をします。
どこまでも非日常的!!

ランチはシェフが作ってくれます。もう、どこまで非日常的なんですか~!!??
(シェフとはいえ、南国なのでTシャツ短パンでラフなんですが)
私の目の前に洗練されたスープが置かれます。
お行儀よくスープをいただきます。

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シェフ万歳!!
我を忘れてうっかり地が出ないように、上品にしかし夢中で口に運びます。
何せ、時は1時半。朝食を食べ損ねていたので、お腹が空いてない訳がありません。
スープでこのクオリティです。メインを想像するだけで、恋もしていないのに胸が高まります。
しかし、スープ皿は下げられたのにメインが来る気配は一向にありません。
そして、ランチタイムは終了してしまいました。そんな、ご無体な!!/(_ _|||)\
説明しましょう。ラルさんは若く見えるとはいえ、御年70歳。
大変健康に留意しているので、量より質なのです。
量より質。この言葉が三十路を過ぎてから、こんなにつらく感じたことがあったでしょうか。
外国で太る危険性はあっても、まさか腹を空かせる危険性があるとは思いもよりませんでした。
でも私が覚えていた英単語をフルに使って、ラルさんに伝えた言葉はこうでした。


「デリシャス!グッテイスト!ソー、ワンダホー!」


もちろん、親指は立てて笑顔満開です。
その後、ひろさんの希望でダウンタウンのスーパーに連れて行ってもらえることになりました。
ここで、何かお腹にたまるお菓子を買おうと密かに心に誓う私。
車でおよそ20分ほど走ったところにあるこのスーパー。
ごくごく普通の庶民的なスーパーだったのですが、
まさかこんな場所で私の常識というものが揺り動かされるとは思いもよりませんでした。


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て、この並べ方

斬新すぎるでしょ!!


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ゆとり教育すぎ~!!

エキサイティングな光景に興奮を隠せないまま、しかしとりあえず無事にドリトスタコス味を
ゲットしたところで、安心したのかふと尿意を覚えました。
若い女の店員さんに「レストルームはありますか?」と英語で聞いたところ、全然通じません。
まさかレストルームが通じないとは…。トイレット!トイレット!と言ってみましたがダメです。
スペイン語で「ペラペラペーラ」と返ってくるばかりです。
こうなったら、ボディランゲージしかありません。
照れつつも中腰になってトイレットペーパーを巻き取るしぐさをします。

全然通じません。

次第にボディランゲージにも熱が入ってきて、より低くしゃがみながら必死に紙を巻き取るしぐさを繰り返します。

全然通じません。

そのとき、ひろさんが気付きました。


「そあらちゃん、それ和式になってるよ!」


演技に集中するあまり、気付けば和式になっていたのです。
ていうか、洋式のボディランゲージは腰に負担がかかってきついです。
その後、なんとか通じて無事トイレに行くことが出来ました。

この話を帰国後友人たちに話したところ、ある一人が
「もれちゃう~」っていうジェスチャーのほう良かったんじゃないですか?
という正解を教えてくれました。
いつかまた英語が通じない国に行くことがあったら、ぜひ参考にしたいと思います。
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by soara2004 | 2009-12-03 14:58 | 旅行