ごきげんよう、みなさま。
自他共に女子力が低いことには定評がある私ですが、
こんな私でも胸を張って女子力が高いと主張できるところがあります。
こほん。僭越ながら叫ばせていただきましょう。
地理がわからない!!
どや!女子力高いやろ?
今まで何度手痛いミスしたことでしょう。
東京都の赤羽を3度も埼玉県括りにして赤羽在住者に哀しい思いを抱かせてしまったり、
相方の実家に帰省した際、お義母さんが「比叡山(ひえいざん)」に行ったときの話をしてくださったときに、
「あ、イタコのいるところですよね?」とドヤ顔で会話に加わったときの静寂な間。
(※イタコは恐山・おそれざん)
こんな話、氷山の一角。掘れば掘るほど山のように出てきます。
もう、イヤなんです。地理に苦しめられるのは。
小学生のとき、何で一生懸命覚えなかったのでしょうか。
大人になってこんなに地理が重要になるだなんて思いもしませんでした。
でもまあ過ぎたことは仕方ありません。前進あるのみです。
これからは旅行に行ったらブログに書いて、県名からコツコツと覚えていこうと目論んでおります。
ということで、今回の旅先は岐阜県です。
※もちろん私のために地図入りです
時は9月中旬、朝6時に地元を出発します。
私の基本理念は「行動は午後から」なのですが、1泊2日なのでムチ打って頑張ります。
東京駅から6:50発ののぞみに乗って一旦、愛知県の名古屋駅へ(1時間45分)。
そして名古屋から「ワイドビュー特急ひだ」に乗って岐阜県の高山駅に向かいます(2時間10分)。
11時前に高山に着くと早速ホテルに向かい、とりあえず荷物を預かってもらいます。
そして腹ごしらえに駅前で1本80円のみたらしだんごを食べます。
高山のみたらしだんごは甘くないのが特徴です。優しい醤油味で美味でした。
今度は高山駅からバスに乗って白川郷へと向かいます。(約1時間)
12:40頃、ようやく白川郷に到着しました。もうお腹ぺこぺこです。
早速、「
いろり」という店で「岩魚定食」1575円を頂きます。
岩魚を初めて食べたんですが、さすが骨酒にする魚だけあってしみじみと味が深くて美味しかったです。
骨までぺろりとたいらげて大満足。その後、ようやく世界遺産の白川郷へ。
合掌造りと言われる特徴的な急斜面の藁ぶき屋根が素敵です。
特に表通りではなく裏通りを歩くと、更にのどかな風情を楽しめます。
途中歩きながら食べたどぶろくソフトクリームなかなか美味しかったです。
和田家といった重要文化財認定の家々を見たり、展望台に行ったりと散々歩きまわったせいか、
足の疲労が半端なかったので、人がいないところを見計らって縁側で寝転んだり、
ふすまの板のでっぱりのところで足ふみなどして回復を試みていました。
そして17:20発の最終バスに乗って高山へと戻ります。
今夜のお宿は
ベストウェスタンホテル高山というところです。
駅から歩いて1分という立地条件に恵まれているので車がなくても困りません。
部屋はビジネスホテルほど狭くはありませんが、特に無駄なスペースはないといった作りです。
夕飯は高山市内にある割烹居酒屋「
膳」へ。
こちらで食べたイカのワタ焼きがもうめっちゃ美味しくて日本酒に合うことこの上なし!
このワタ焼きを毎日食べたら一週間で痛風になるだろうなと確信するうま味でした。
その後、少し夜の高山市内を散策。風情があります。
さて二日目。
朝食はホテルのライトブッフェを食べ、昼11時頃チェックアウトして朝市へ。
昼なのに朝市もなにもあったもんじゃありませんが、12時までやってるのでギリセーフです。
地元の新鮮野菜などが売ってますが荷物になるので買わずに見るだけです。
高山は城下町なので情緒溢れる古い街並みが大変良い感じです。
日下部民芸館
寒い地方なので、白川郷もそうでしたが家には必ずいろりがあります。
しかし夏だったので板張りも気持ち良いくらいでしたが、冬は悪夢のように底冷えすることを考えると、
夏で良かったな~と心底思いました。
昼はふらりと入った高山ラーメン。昔懐かしいシンプルな醤油味で美味しかったです。
高山陣屋という江戸時代の役所もかなり広くて見応えありでした。
暑い中、夕方まであちこち散策したのち、16:45分に高山出発。
もう1日ゆっくり周れたら、さらに良かったかも。
またイカのワタ焼きが食べたいな。
そんな妙に説明くさい文体でまとめてみた岐阜県の旅でした。